ベリーサ　ＶＥＲＩＳＡ

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インテリア

レンタカーで徹底試乗　9/16　2004

ベリーサ （6/28　2004発売）

ベリーサのプロフィール マツダのサイトにはこうある。 「新しい上質が走り出す　　シンプル・クオリティ・コンパクト　ベリーサ誕生」 つまり上質なコンパクトがコンセプトなのだ。 機能性や使い勝手よりも、居住性や上質感などを重視している。 ボディサイズは全長3975mm、全幅1695mm、全高1530mm。 ホイールベースは2490mmとなっている。 エンジンは１５００で４ＡＴと組み合わせる。ＦＦとe4WDがある。 このクルマのベースはデミオだが、一回り大きい。 外観デザイン　フロント ベリーサのフロントデザインは、アテンザ、デミオ、ＲＸ−８、アクセラと続いてきたマツダの５ポイントグリルを中心としたスポーティなボディデザインとはだいぶイメージが異なる。 全体的にシンプルな造形なのだ。 きりっとした小粒のライト、細長いグリル、盛り上がったフェンダーが特徴。 シンプルではあるけれど、組み立て精度は高く、パネル間の隙間はとても小さいので、とても質感が高いフロントマスクとなっている。 外観デザイン　リア リアの造形もシンプル。 小型のランプ造形が印象的。 外観デザイン　全体の印象 コンパクトカーではワンモーションフォルムがはやりであるが、このベリーサはフロントウインドーを立ち気味に設定、くっきりとボンネットと車室部分を分けている。このデザインは最近あまりないだけにとても新鮮だ。 さらにウインドー面積が小さく、開放感よりも高級感や落ち着き感を重視している。このため全体を眺めるととても塊感がある。ぎゅーっと凝縮した感じとでもいおうか。 ベリーサの隣にはデミオが置いてあったのだが比較してみると、なんとベリーサの方がコンパクトに見えた。実際よりもコンパクトに見えるというのはたぶん塊感のあるベリーサのデザインの成せる業だろう。 ベリーサが塊感たっぷりに見える理由のもう1つは上にも記したが、組み立て精度が高く、パネル間の隙間はとても小さいこと。 左の拡大写真を見て分かるとおり、精度は高級車の域に達している。 このベリーサの外観はとにかく質感がたっぷりなのである。 最近スポーティなデザインをキーワードとしているマツダ車の中では異色のデザインであるベリーサなのであった。

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