| クルマを持っている人で燃費を気にしない人はあまりいないと思う。 そこで、だれでもできる燃費向上の方法を考えてみた。 ただ、燃費運転の方法は私自身がやってみたものである。だから万人受けするかどうかは分からないが、参考になれば幸いである。 |
| メカ関連 | マニュアル車に乗る | ||
| バキュームメーターをつける | |||
| タイヤ空気圧は高めに | |||
| エアクリーナを替える | |||
| 運転技術 | 定速で走るときはアクセルをミリ単位で操作 | ||
| 加速するときはアクセルは徐々に踏み込む | |||
| 今までより10ｋｍ/ｈ遅く走る | |||
| 番外 | 自分のクルマの全開エンジン音を録音して聞く | ||
| 長距離ドライブをする | |||
| 実験 | ニュートラル走行 ｖｓ アクセルＯＦＦ どちらが燃費向上に役立つのか？ | ||
| マニュアル車に乗る |
同じクルマなら、ＡＴよりもＭＴのほうが燃費が良いのは、よく知られているところ。 なぜかというと、ＡＴはエンジンとギアの間にトルクコンバータ（通称トルコン）が挟まっているからだ。つまりＡＴ車は基本的にはいつも伝達ロスがあるわけで、当然燃費も悪くなる。 ＭＴ車の場合は、クラッチ板ががっちりと合わさって伝達ロスはほとんどない。つまりエンジンで発生したパワーはダイレクトに路面に伝わるわけだ。 しかし、ＭＴ車を買うとすると選択肢はかなり狭くはなるのだけれど。 |
| バキュームメーターをつける |
バキュームメーター（ターボ車はブーストメーター）をご存知だろうか？ （知らんよ、という方はこちらを参照） バキュームメーターとは、エンジン内の負圧が分かるメーターだ。このメーターの針を動かさない運転を心がければ、その結果として燃費も良くなると言うことだ。 このバキュームメーターはアクセルのほんのちょっとした操作でもとても敏感に反応する。このメーターを見ればアクセルの動作が穏やかになること間違いなし。 |
| タイヤ空気圧は高めに |
タイヤの空気圧を高めにすると、燃費がほんの少しアップする。転がり抵抗が少なくなるためだ。ではどの位アップしたらいいだろうか？ タイヤの空気圧は高いほうが燃費にはいいだろうけど、あまり高くすると乗り心地は悪くなるし、ボディにも振動による悪影響が出るかもしれない。だから指定空気圧プラス0.1か0.2くらいがいいんではないだろうか。 |
| 長距離ドライブをする |
長距離ドライブをすれば、燃費はよくなる。当たり前といえば当たり前だ。 私の例だが、すべて通勤のみで使用した場合と、間に300ｋｍ程度のドライブを入れた場合とでは、燃費が2ｋｍ/ｌほど違ってくる。 ただ、燃費を向上させるためだけにドライブに行くのもバカバカしいことではある。そもそも燃料代を浮かせるため、または環境のために燃費を向上させるのが本来の目的であるはずなのに。 まあ長距離ドライブにいくとその副産物として燃費がよくなりますよ、と言いたかったのである。 |
| 実験：ニュートラル走行ｖｓアクセルＯＦＦ |
燃費向上策として効果のあるのは、ニュートラル走行とアクセルＯＦＦの活用だろう。 一時停止などで停まらなければならないとき、無駄な燃料消費を抑えるのに効果的。 ニュートラル走行・・・・・惰行で走行するので驚くほど進む反面、エンジンはアイドリング状態のため少々の燃料を消費する。 アクセルＯＦＦの活用・・・・・エンジンブレーキがきいて速度が落ちるのがはやい反面、アクセルを離すので燃料カットが働いて燃料は消費しない。 そこで、実験 70ｋｍ/ｈ走行時から20ｋｍ/ｈに落ちるまでどの位の距離を進むことが出来るかの比較。 その1：ニュートラル走行-----なんと700ｍ以上も進むことが出来た。（たぶん750ｍくらい） つまり70ｋｍ/ｈ走行時に、信号の手前700ｍでニュートラルにしても、信号到達時には20ｋｍ/ｈまでしか落ちないということ。 その2：アクセルＯＦＦ 1：5速でのエンジンブレーキ-----400ｍで20ｋｍ/ｈに落ちてしまう。*注意1 2：4速でのエンジンブレーキ-----300ｍ 3：2速でのエンジンブレーキ-----200ｍ（笑） *注意1 5速で20ｋｍ/ｈだとエンストするので30ｋｍ/ｈでクラッチを切った。 結論 ニュートラル走行は思いのほか距離が伸びるのにびっくりした。 アクセルＯＦＦは、予想以上にエンジンブレーキがきき、距離が伸びなかった。5速でもニュートラル走行時の約半分の距離しか進まない。 しかし、ニュートラル走行は燃料を消費し、アクセルＯＦＦ時には燃料がカットされることも考えると、結論はそう簡単には出ない。すいません！ 実際に実施するときの注意 1：後続車がいるときはしない （迷惑だから） 2：ＡＴ車はニュートラル走行をしない （メカに負担がかかるらしい 本で読んだ） 3：上記実験はすべて平坦な道路で行ったものであり、勾配の有無や風向きなどで変わります。特に下り坂ではニュートラル走行は絶対にしない事---するわけないかな！？） |
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