特集　新潟のＳＬ列車ページその２

ＳＬえちご街道号　2002年９月29日運転

	ＳＬえちご街道号は1日だけの運転。編成はＳＬばんえつ物語号のものを使用してました。新潟周辺のＳＬ列車の定番な編成ですね。運転は信越本線の新津と長岡間。この区間にＳＬ列車が走るのは実に33年ぶりとのことです。ダイヤは新津発9時04分で長岡到着が10時27分。帰りは12時48発新津着が14時07分。停車駅は加茂、東三条、見附。それぞれ数分ずつ停車しました。ＳＬ列車とはいえなかなか速く、渋滞する国道を走るとクルマでは追いつけませんでした。長岡に到着すると、5番ホームの機関車の周辺は人であふれかえるほど。ホームで待っていた人、ＳＬの乗客、それに汽笛を聞きつけてやってきた人たち。家族連れの姿が目立ちました。機関車は先のターンテーブルで方向転換をしました。よって帰りも正規の向きでの運転です。新津に向けて発車したＳＬえちご街道号を北長岡駅で写してみました。ずらりと並ぶ新幹線の橋脚の下をのんびりと進んでくるＳＬ列車。ミスマッチなその姿は印象に残りました。
上：長岡駅に到着

上：北長岡駅を通過

ＳＬ村上ひな街道号

以下　2002年運転の記事です　　２００３年運転分はこちら

	2002年のひな祭り、新潟・村上間にＳＬ村上ひな街道号が運転されました。経由は、白新線と羽越本線です。牽引ＳＬは、Ｄ51・498で、客車はＳＬばんえつ物語用のものをそのまま使用していました。私は3月3日の日曜日、小雪の舞う中撮影に出かけることにしました。私事ですが、私は白新線の沿線に住んでいるのですが、まさか白新線にＳＬ列車が走るとは夢にも思わなかったので、とても嬉しいのでありました。ひょっとして、白新線にＳＬ列車が走るのは初めてですか？ 10時25分、新潟駅を発車。白新線は、電車が頻繁に走る幹線ですが、新崎から先は単線になっています。それで、この新崎駅で30分も停車し、普通列車2本と特急列車をやり過ごしました。ＳＬが新崎駅に30分も停まっている間、私は早通駅の近くに移動し、早通駅付近で撮影することにしました。こういう新興住宅地をＳＬ列車が走るのはとてもミスマッチでとても面白いですね。それにしても、早通駅付近の並行する道路には、沿線の住民がたくさん詰め掛けていました。早通駅付近の通過音（58秒）　　聴き方　沿線の住民が周りに集まっていて、騒がしいですが、楽しい雰囲気は伝わるでしょう。　この音は鉄道音のページにもあります slmu01.wav (221KB) 11時49分、新発田駅を発車。新発田から先は、羽越本線を走ります。私は混む国道7号を避け、海沿いの直線道路を走って、岩船町まで先回りしました。この場所は田んぼの真ん中なのに、鉄道ファンや家族連れなどでごった返していました。それにしても、なんとも遠くから汽笛の音が聞こえてくるものですね。汽笛が聞こえはじめてから10分程度して、ようやくＳＬ列車が現れました。岩船町駅付近の通過音　　聴き方通り過ぎる直前に豪快に汽笛を鳴らします。ただ、踏み切りの音がちょっとうるさいかもしれません。この音は鉄道音のページにもあります slmu02.wav (131KB)
上：新崎駅にて

上：私の最寄駅　早通駅付近

上：新発田付近　この写真のみ3/2撮影

上：岩船町・村上間　　豪快に汽笛を鳴らし中

なお、このＳＬ村上ひな街道号は、片道だけの運転でした。村上駅に1時間程度たたずんだあと、電気機関車に牽かれて新津まで回送されてゆきました。

ＳＬＸｍａｓトレイン

この列車は2000年から毎年クリスマスに運転されます。
経路はＳＬばんえつ物語号と同じです。

2000年12月２４日にＳＬ　Ｘｍａｓトレイン2000が運転されました。
中間に展望車を組んだ特別編成です。

私は三川駅へ行ってみました。

ヘッドマークはクリスマスの飾りつきです。
ＳＬばんえつ物語号とはちょっと雰囲気が違いますね。

またよく見えませんが雪が降っています。

今日は、展望車が入っています。
オハ12-1701と表示されたこの車両は、編成の中でこの車両だけ大きな車両なので、ちょっと浮き上がって見えます。

ニュースによると、この展望車の中で、ミニオーケストラが演奏されていたそうです。
この車両が入った

ことで７両での運転となりました。

なお、この編成は、2001年のばんえつ物語号より定期的に使用されることになりました。
確かに、このＸｍａｓトレインの為だけにこの豪華な展望車を造るわけがないですものね。

特集：新潟のＳＬ列車ｔｏｐ
ＳＬばんえつ物語号のページはこちら