長岡市の与板町にある日帰り温泉が、
塩之入温泉「志保の里荘」

与板福祉健康センターという別名で高齢者向けの施設かなとは
思うけどまあ行ってみよう。

外観は茶色の立派な建物。
隣に老人福祉施設がある。

受付に行き、300円を支払い。
タオルなしだが、夜間割引で格安。

さっそく「杖の湯」という大浴場へ。

脱衣場はご老人がたくさんいた。
浴室をのぞいても、ご老人ばかり。

まあそういう施設だからね。


浴室に入る前に、掲示紙で泉質を確認。
ナトリウム・塩化物泉と書いてあったから、しょっぱいお湯かな？

驚いたのは、湧出量の少なさ。
なんと、毎分1.5リッター。
1分間に、1.5ペットボトル1本分しか湧出していないという・・・。
少なっ！！

ポンプでくみ上げている温泉ではなく、自然湧出な点は素晴らしいが、
毎分1.5リッターではおそらくチョロチョロ程度だろうね。

なのでお風呂は当然、加水ありの循環風呂。塩素消毒もあり。

やはり浴室のドアを開けると、消毒の塩素臭がする。
まあこればっかりはしょうがない。

でも、10人サイズの大きな浴槽に入っている温泉は、色がついている。
薄い黄色というか、グリーンの色。

浴感も少しトロンとした感じもあり、なめてみると若干の塩味もある。

なので、泉質はまあまあといったところ。
思ったよりは温泉感はあった。

毎分1.5リッターということを考えると、よくがんばっているお湯だと思った。


露天風呂もあるが、お湯が張られていない。
7月〜9月だけだという。それも温泉ではなく水道水とのこと。


意外にも温まりはよく、汗がどんどん出てきた。


お風呂上りは、なんと無料の電動マッサージ椅子へ。
しかし1台しかないのは惜しい。気を使ってしまうから。

帰り、玄関では職員がいて、
「ありがとうございました。またおいでください」
と丁寧に見送ってくれたのは好印象。