日帰り温泉探訪日記

咲花温泉一水荘

新潟県五泉市 　咲花温泉

2013年1月25日　探訪

日帰り温泉探訪　103施設め

金曜の夜、仕事終わりの６時過ぎに咲花温泉へ。 咲花温泉で立ち寄り湯ＯＫで、夜も可能なのは 「一水荘」という旅館。 部屋数12の中規模旅館。 玄関前の駐車場は狭いので、橋を挟んだ反対側に駐車。 さっそくフロントへ行くと、おじさんがいたので 立ち寄り湯料金600円（タオルなし）を払った。 じゅうたん敷きの廊下を歩いてすぐで浴室。 明るくて広々した脱衣所で服を脱ぐ。 貴重品ロッカーはないので、フロントに預ける必要がある。 木製で趣のある浴室入口の扉をガラガラと開いていざ浴室へ。 うれしいことに、先客はなし。私一人の独占♪ いやあ、のんびりできるし、ぜいたくだね。 浴室は、内湯のみ、大浴槽が一つ。 大浴槽は、真ん中で区切られていて、右側があつ湯。左側がぬる湯となっている。 両方ともに10人くらいが入れるゆったりとした大きさで、 部屋数12の旅館にしては、かなり大きなお風呂である。 面白いことに、左右の浴槽で、色が全然違います。 なんでも、温度が違うと色も違うのだとか。 まず、真っ白に濁っている、ぬる湯の方へ。 こちらは温度が低すぎて、寒いくらい・・・。 なので、すぐにあつ湯へ移動。 こちらは、お湯の色が、エメラルドグリーンでとってもきれい。 まるで入浴剤を入れているかのようだけど、もちろんそんなことはない。 全国的に見ても、グリーンの温泉は珍しいらしい。 温度はたぶん43度くらいで、非常に心地いい温度。 さらに素晴らしいのが、温泉の香り。 硫黄の香りがプンプンする。 これぞ、本格的な温泉の香り。温泉気分を盛り上げてくれるね。 源泉を味見してみると、まさしく硫黄味。 塩味はあまりしないが、硫黄の味と香りがふんわりと鼻を突き抜ける。 大浴槽は、循環併用のかけ流し式。 温度調整、ゴミ除去、消毒のために循環も併用しているとのことだが、 充分な量の源泉が注がれていて、その分はあふれて流されている。 だからお湯としてみれば、とても新鮮。心地いい♪ 窓の外は、雪をかぶった和風の庭園。 その向こうには隣の大きな旅館が見えた。 そして窓の外には線路がすぐそばを通っている。 磐越西線だが、1時間に一本あるかどうかくらいの頻度なので 長風呂すれば一回くらいは列車を見ることが出来るかも。 運転時期であれば、ＳＬばんえつ物語号も見れる。 私は、運のいいことに、2回列車を見ることが出来た。 窓のすぐ外を、ディーゼル列車がゆっくり走り抜けていく。 お風呂に浸かりながら見る列車も乙なもの。 全身からドワーッと汗が出てきたので、上がることに。 お風呂上りは、立ち寄り客には休むところはなし。 なので帰ることに。

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