日帰り温泉探訪日記

瀬波温泉　旅館大清

新潟県村上市 　瀬波温泉

2013年3月24日　探訪

日帰り温泉探訪　116施設め

旅館「大清」に着いたのは、日曜日のお昼。 旅館大清は、日帰り入浴を受け付けている旅館で、 朝10時から夜10時までＯＫ。 さっそく玄関から入り、スリッパに履き替えてフロントへ。 「ご入浴ですか」 「はい」 「ロッカーがないので、貴重品はここで預けてください」 500円（タオルなし）を支払い、貴重品を預けた。 階段を上がり、２階にある大浴場「なみの湯」へ。 脱衣所は一部畳敷きだった。 畳敷きの脱衣場はなかなかないので好印象。 さっそく大浴場へ。 浴室の扉を開けてまず目に飛び込んでくるのが、雄大な日本海。 海がほんとに近い。 かなり大きなガラス窓に沿って、長細い大浴槽がある。 洗い場から眺めると、大浴槽と日本海がまるで一体になったかのような そんな素晴らしい眺め。 残念なのは露天風呂がないこと。 やっぱし開放感は露天にかなわないものね。 大浴槽に入る前に、源泉の飲泉所へ。 チョロチョロ出ている源泉の下にコップが置いてある。 さっそく飲んでみると、まろやかな塩味とほのかな苦味を感じた。 これぞ瀬波温泉の味。 まあとにかく飲泉所がある温泉はなかなかないから、 ポイントは高いね。 大浴槽は、一部循環されているが、源泉もちゃんと投入されており、 その分はあふれている。循環併用の掛け流し風呂。 パンフレットによると、加水もされているよう。 瀬波の温泉は、85度くらいとかなり熱いので、加水はまあ仕方ない。 ただ、この大清の場合は、その加水が変わっていて、 「生体エネルギー水」を加水しているのだとか。 その結果、源泉では20力価だったのが、 なみの湯では200力価になるとのこと。 ちなみに、力価とは、この旅館大清独自の単位で・・・ なにやらちょっと怪しい？ 足を浸けると、ピリピリっとくる熱さ。 けっこう熱めで、体がカーッと一気に暑くなった。 塩分濃度が濃いこともある。 そしてなんといっても素晴らしいのが日本海の眺望。 浴槽に座って肩までお湯に浸かっても、ばっちり日本海が見えるのだ。 遠くから打ち寄せてくる波の数々や、海の上に舞う鳥、 波打ち際で木の枝で遊ぶカラス。遠くに浮かぶ粟島。 見ていて飽きることがない。 お風呂上りは、畳敷きの脱衣所でのんびりした後、 小さな湯上りサロンへ。 そこには、足の裏マッサージ機「明日香２」が置いてあったので、 もちろん100円を投入♪ 他に有料の大広間があったみたいだが、今日はパス。 いや、それにしても、体の温まりはすごいなあ。 ほんとにポカポカが持続した。 旅館大清自慢の生体エネルギー水のおかげかな？

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