駐車場から見上げると、その建物の外観に圧倒される。
これ、ほんとに温泉施設？？


営業開始とともに、玄関から入る。

入口で靴を脱ぎ、靴ロッカーへ。
そのカギをフロントへ渡して、代わりにバーコードの入った輪っかを
渡される。館内のレストランなどでその輪っかを使うことになる。

ロビーは吹き抜けになっていて、天井がやたらと高くて
圧倒されちゃう。

大浴場は2階にあるので、エレベーターに乗る。

2階といっても、実際の高さは、5階くらいはあるかな。けっこうな高さ。
地上からの高さは、15m。ちょうど宇宙船の本体部分だ。

さっそく大浴場へ。

浴場は、はるなの湯とあかぎの湯があって、
はるなの湯は榛名山が、あかぎの湯は赤城山が見える。

今日の男湯は、はるなの湯だった。

100円返却式ロッカーに服と財布を入れ、いざ浴室へ。

開店と同時だったのでまだ空いていた。全部で10人ほど。

壁はなんと総ガラス張りで、開放感も、眺めも、もう最高・・・・・
といきたいところだが、残念なことに、窓の下半分に、目張りがされている。
（半透明のシールが張ってある）

なので、お風呂に浸かってしまうと、なんにも見えなくなる。
見えるのは青空のみ。
目張りがあっては残念の極み。

もちろん立ち上がれば、素晴らしい眺望は見えるのだが、
やはりお風呂に浸かりながらでないとね・・・。

それは露天風呂も同様で、立つと素晴らしい眺望が広がるけど、
お風呂に浸かると青空しか見えない。

目張りがある理由は、周りが住宅地だからだそう。
目張りがないと、周りの住宅から丸見えになってしまうね、確かに。


でも、お湯は素晴らしい。
薄い黄色いお湯で、臭いがこれまた・・・濃厚なアブラ臭がする。

源泉を口に含むと、しょっぱい味。
海は遠いのに不思議。

宇宙船のような外観とは裏腹に、温泉の泉質は素晴らしいものだ。


内湯は、ガラスの壁に沿って、かなり大きいのが一つ。
小さいのが一つ。サウナが一つ。寝湯もある。

私が気に入ったのは寝湯。
ぬるめの温度で、仰向けに寝ていると気持ち良い。

露天風呂は5〜6人サイズ。
群馬特有の空っ風が容赦なく吹き付けてきて、まあ寒いの何の。
ほんと首まで浸かってないと震えそう。

首まで浸かっていると、鼻とお湯が近いので、
独特のアブラ臭がたまらないね。


お風呂上りは、高級電動マッサージ機。
ここのガラス窓は、浴室じゃないから当然目張りはない。
なので眺望は素晴らしい。

次に休憩スペースへ。

ガラス壁に向かってリクライニングチェアが置いてあり、
眼下には住宅街、その向こうに独特の形をした榛名山が見渡せる。
快晴で空気は澄んでいるし、なんともすがすがしい眺め。

その後お腹が空いたので、何か食べることに。

一階に大広間とレストランがある。
私はレストランに入り、札幌味噌ラーメンを。
まあまあおいしい、あっさりの味噌ラーメンだった。