日帰り温泉探訪日記

草津温泉・西の河原露天風呂

群馬県草津町 　草津温泉

2013年11月23日　探訪

日帰り温泉探訪　92施設め

草津温泉・西の川原露天風呂は、草津温泉にある 日本最大級の露天風呂。 近くに駐車場はないので、草津温泉の国道沿いにある天狗山第一駐車場に クルマを駐車して、そこから遊歩道を6分ほど歩くと、西の河原露天風呂に到着。 （4〜11月は朝7時オープン。12〜3月は朝9時オープン） 受付で500円を支払い、脱衣所へ。 西の河原露天風呂は、普通の日帰り温泉施設と違い、 休憩施設はない。脱衣所のみである。 そこそこ広い脱衣所にある100円コインロッカーに貴重品を入れ、 服を脱いで、ドアを開けて、いざ露天風呂に。 ここは、洗い場もシャワーもない。そこが普通の日帰り温泉と違う。 ただ温泉に浸かるためだけにある施設である。神聖に温泉を楽しむのだ。 露天風呂わきに掛け湯するところがあるので そこで掛け湯。全身くまなく掛け湯してから入浴。 そして、そして、その露天風呂は、なんとも巨大。驚くこと間違いなし。 男女合わせた露天風呂の広さは、なんと500平方メートル。 畳に直すと、300畳分の広さだ。 なので男湯だけだと、約150畳の広さとなる。 実際に露天風呂を眺めると、まるでプール、もしくは池のよう。 この露天風呂は、奥にいくほど温度が高くなるようだ。 自分の好きな温度のところで入浴することが可能。 私は、風呂の中をのそのそと歩いて、真ん中あたりで座った。 このあたりが熱くもなくぬるくもなくちょうどよく感じたから。 それに、右側も左側も、端っこは遠くて泳いでいけるほどの距離で、 まさしくプールの真ん中で浸かっている感覚。 さすがの大きさだ。 先客は10人ほどいた。 普通の施設の露天風呂であれば10人もいれば、いっぱいになるだろうけど、 ここはさすが、ポツンポツンと散らばって、混雑とは無縁。 まあ素晴らしい開放感だ。 さらに、こんな大きな風呂なのに、源泉かけ流しなのだ。超驚き！ 源泉投入口は合わせて4ヶ所。 まるで小さな滝のごとく、豪快に源泉が注入されている。 豊富な湯量だから出来ることです。 まあ草津温泉は、自然湧出量日本一だから。 毎分3万2300リッターだそうだ。 ただ、この露天風呂はちょっと残念なことに、加水されているとのこと。 源泉の温度が熱湯に近い温度だから仕方ないかな。 加水せず源泉100％にすると、超熱い風呂になってしまうだろうね。 他のホテル・旅館などでは、冷ますシステムがあるため、 源泉100％を実施しているとか。 でも、源泉かけ流しで、しかも消毒のための塩素投入はないので、 自然な温泉を楽しむことが出来る。 次は味見・・・。 これまた驚き。ものすごく苦くて酸っぱくて、少ししょっぱい。 なんかとても複雑な味。一言でいえばお薬のような味？ さすが薬効で有名な草津温泉のことだけあるね。 途中、雨がザーッと降ってきたので、屋根のあるところに避難。 髪が濡れるとイヤだから。 屋根は露天風呂の中に2ヶ所あるので便利。 体がポカポカ火照ってきたので上がることに。 ざっと45分くらい浸かっていた。 体はスベスベになった。服を着るときに、スルッと着れる感じ。 なんとも気持ち良い。いい温泉に入ったときの感触である。 遊歩道を歩いて駐車場に戻ったが、 雪が舞っているにもかかわらず、体はポッカポカだった。

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