日帰り温泉探訪日記

「燧の湯」

福島県桧枝岐村　尾瀬桧枝岐温泉

2012年11月3日　探訪

日帰り温泉探訪　86施設め

桧枝岐村は、福島県の最山奥。 国立公園尾瀬ヶ原も近い村。 人口は600人少々、日本一人口密度の低い市町村だ。 コンビニもなく一番近い24Hコンビ二も55km離れている。 ここにある、素晴らしい日帰り温泉施設が「燧の湯」 ここは、一応公衆浴場ということになっていて、 食堂も大広間もなく、基本お風呂しかない。 しかし、そのお風呂が素晴らしいらしい。 「燧の湯」はなんと早朝6時から営業してるので、 それに間に合うように、夜中に出発。 そして早朝の6時前に到着。 山深い11月の早朝6時はまだ薄暗い。 でも玄関の明かりが点いた。 さっそく入ろう。 もちろん、私が一番乗り。 玄関にある券売機で500円（タオルなし）を購入。 貴重品はロビーの隅にある貴重品ロッカーに入れたあと、男風呂へ。 大きくてゆったりとした脱衣所で服を脱ぎ、大浴場へ。 大浴場は、公衆浴場としてはかなりの広さ。 木組みの天井もかなり高くて広々。 内湯の大浴槽は、10人以上はゆったりと入れるサイズ。 この大きさは、公衆浴場というよりは、もう立派な日帰り温泉施設並である。 しかも・・・この大きさにして源泉かけ流し・・・すばらしい。 お湯は42度くらいの、ちょっと熱め。 源泉注ぎ口からチョロチョロと流れてくる源泉を手で触ると、熱い！ お湯は、無色透明ですが、硫黄の香りがして温泉っぽい。 源泉を口に含むと、ほのかな硫黄の味。少し甘いかも。 肌触りもなかなかでツルツル＆スベスべする。 ある程度温まったら、露天風呂へ。 大きさはなんと内風呂と同じ大きさで、広ーい。 もちろん源泉かけ流しの良質な温泉。 源泉が熱めだから、露天でも少し熱め。 肩まで浸かって景色を眺めると・・・ いやあ、絶景だなあ。 目の前には渓流が流れ、川の音が聞こえる。 そしてその向こうには、急峻な山々。 そこには、とっても鮮やかな紅葉が・・・。 今日は、山の中腹より上には雪が積もっていて、真っ白。 紅葉と雪のダブル絶景だ♪ この露天風呂は、目張りがないので、この絶景を 心ゆくまで楽しむことが出来る・・・・ （女風呂には目張りがある） お風呂上りは、ロビーに置いてあった足の裏マッサージ機「明日香2」と 電動マッサージ機を。 その後、この満足の公衆浴場を後にした。 桧枝岐村には、この「燧の湯」の他に、 同じような規模の公衆浴場「駒の湯」があるほか、 プール付き日帰り温泉施設まである。 人口が600人余りの村なのに、日帰り温泉が3つもあるという、 温泉好きには、とっても贅沢というかうらやましい村なのだった。

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