| 私の好きなマツダ車 初代ＦＦファミリア |
 私が小学生の頃、将来乗りたいクルマは、初代ＦＦファミリアだった。
このクルマは、ＦＦになった初のモデルで、
「初代ＦＦファミリア」と呼ばれる。
このクルマ、若者の間で大ヒット！！
3ドアの1500XGで赤いボディカラーが定番で、通称赤いファミリアと呼ばれた。このクルマのルーフにサーフィンボードをつけて、サーフィンをしに行くのが大流行した。 |
 発売は昭和55年。発売早々カーオブザイヤーに選ばれるなど、評論家の評価は大変高かった。
走行性能、パッケージングともに素晴らしく、ヨーロッパでも立派に通用するクルマだったのだ。
そして、昭和57年にはひと月の売上が2万台を超える月もあったりして、時々カローラを抜いて、国産車ＮＯ．1に輝く月もあったのだ。
日本だけでなく、世界中で売れ、発売2年でなんと100万台を達成した。これは世界新記録なのである。 |
| 初代ＦＦファミリアの詳細 |
マツダを救った大ヒット作
昭和55年というと、マツダは販売不振でとても苦しい状況にあったらしい。そこに登場した初代ＦＦファミリアは爆発的ヒットを飛ばし、マツダの経営を復活させた。
素晴らしいパッケージング
 初代ＦＦファミリアの室内はこのクラスとしてはとても広く、大人４名がらくらく乗れた他、なんとフルフラットシートを実現していた。また、後席はラウンジソファーシートと呼ばれる囲まれ間の強い個性的なシートだった。さらに分割可倒式で、荷物を工夫次第でたくさん積むことが出来た。
素晴らしい基本性能
初代ＦＦファミリアは、走行性能、特に足回りの評価が高かった。
「その走りぶりは素晴らしく、単なるファミリー2ＢＯＸではなく、スポーツ性も豊かであり・・・・中略
まず、ハンドリングが優秀である。平均して弱アンダーを維持するという点では、国産ＦＦ車のなかではトップクラスである。」当時のモーターファン誌より
売れるのが当たり前の素晴らしいクルマだった。
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ともかく、今のマツダにとっても初代ファミリアというのは、伝説のクルマなのである。
私の家でも、このクルマを買った。しかし3ドアのＸＧではなく、４ドアセダンのＡＴだった。
この初代ファミリアの３ドアＸＧには今も憧れている。１回くらいは運転してみたかったな、と思う。
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