CD購入日記&CDレビュー どんな感じ?

2003/1〜2003/12

「konami」 proswell
購入2003/4月  ジャンル:エレクトロニカ、テクノ

CDジャケット
タコのジャケットが印象的なCD。
アーチストはプロスウエルという。どこの国の人だろう?

とにかくいいCDである。
全体的にシンセサウンドがうねっていて、
ヴォーカルは入っていない。

ジャンルは一応エレクトロニカらしいが、
意外とメロディもしっかりしており、しかも気持ちよいビートが
全体に効いている。

このCDは22曲入っていて、57分である。1曲1曲が2分程度だ。

このCDどれもいいけど、特に好きなのは10曲目と22曲目。
10曲目は何かゆがんだ空間をさまよっているような感じ。
22曲目は挿入されているコミカルな人間の声らしきものが大好き。
「アッジジジ パー」と言っているように聞えるね。楽しい曲だ。

タコのCDジャケットは不気味だが、中身は不気味ではない。
メロディのあるエレクトロニカ、というか、シンセサウンド。
たまらなく好きなCDである。


  mixed by Mike Maguire



「0JI MOJO」 mixed by Mike Maguire
購入2003/4月  ジャンル:テクノ

CDジャケット
CDジャケットにはこうある。
「ジャンルを超越した音の迷宮にようこそ」

確かに音の迷宮だ。
ただ、このCD、リズム感は気持ちよいのだが、
あまりメロディがない。
だから何回も聴いても頭に入ってこない。

クルマのBGMにはいいかなあ?




「18」 モービー
購入2003/3月  ジャンル:クラブミュージック全般

CDジャケットまず言える事は、このCDは私の買ったCDでもベストと言えるほどいいCDである、ということ。少なくとも今現在は一番好きなCDであることは間違いない。

これは、なんとなく入った中規模のCD店をぶらぶらして見つけた。
手にとって見ると、おおおっ思った。とてもいいCDジャケットだと思った。

CDジャケットはモービーが笑っているので、このCDはモービーが歌っている曲がたくさん入っているのか、と思ったがそうではない。モービーは音作りをするアーチストである。

モービーが作り出すその音楽に合うヴォーカリストを、モービー自身が選んでいる。だからいろいろなヴォーカリストが参加している。中にはモービー自身が歌っている曲もある。

アルバムタイトルの18とは、このCDに入っている曲数である。モービーが長い年月で作り上げた数々の曲の中から18曲を厳選したのが、この18曲なのだ。

聞いてみてどうか。
このCD全体を通して言える事は、メロディがとてもよいことだ。
その良いメロディに、気持ちよいBEATが重なり合う。

私は今まで、クラブ系?とかテクノとか、そんな感じのを聞いてきたのだが、このCDのようなヴォーカルを前面に押し出した音楽というのもいいなあ、と思った。
しばらく聞き続けよう。


「Altogether」 オービタル
購入2003/1月  ジャンル:テクノ

CDジャケットオービタルは、先月買ってとてもよかったので、今月も買う。なんといってもオービタルはテクノ四天王として称される。買ってもハズレがないのだ。

ジャケットの帯にはこうある。
「楽しいな。あったかいな。オービタルっていいな。−テクノ四天王としてシーンに君臨してから10年、時代を率先し続けてきたオービタルが21世紀最初に放つ最高傑作ー」

ちなみにこのCDの中で2番目と10番目が、ベスト盤である「オービタル・ワーク」にも入っている。

7曲目の「Dr Who」(ドクターフー)は、ドロドロしい重低音の中に聴こえるメロディがとても美しい。
8曲目の「Shadows」もいい。バックに流れる女性ボーカルの声が感動的。メロディも美しく、教会で流れていてもおかしくない、そんな音楽だ。(ちょっとオーバーか?)

そして一番好きなのが9曲目。和風の笛の音と、とてもPOPな感じのメロディが溶け合い、なんともいえない明るい雰囲気である。「こういうのが聴きたかったんだあ---」と叫びたくなった。

ジャケットを見ると、ヘヴィメタのような音楽を想像するかもしれないが、そんなことはない。ジャケットの帯の通り、明るくメロディアスで、なんとも言えないよさがあるテクノ音楽だ。


「PREMIER SYMPTOMES」 AIR(エール)
購入2003/1月  ジャンル:?クラブミュージック

CDジャケットデビューアルバム「ムーンサファリ」より以前にエールがリリースしていた幻のEPが装いも新たに蘇った。
(CDジャケットの帯を要約)

というわけで、作風は「ムーンサファリ」と同じような感じ。さらに手作り感覚が強まっている。癒し系、というか聴いていてとてもリラックスできる音楽だ。

解説にはこうある。
「無色透明で夢のようなその音」
確かにその通りだと思う。

私はヘッドホンでこのCDをかけながら毎日眠りにつく。
聴いていると、この夢のような音楽が現実なのか、何なのかだんだん分からなくなってくる。そして眠りに落ちる寸前にこの音楽と私の意識は完全に融合してしまうのだ。なんとも気持ちの良い体験なのである。


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